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「仕事しなくてもよくなる時代がやってくるらしい」
「働かなくてもよくなるってホント!?」
「いやいや、そんなわけないでしょ」

最近、こんな声が世間で聞こえてくるようになってきました。

結論から言うと、働かなくてもよくなる未来は確実にやってきます。

でも現在はそんなことありませんよね。
まだまだ技術が追い付いていない分野もありますし、課題もたくさんあります。
でも、すこしずつ、着実に「働かなくてもよくなる未来」はやってきています。

実は身近なことでも、自動化されていることはたくさんあるんですよ。
そして将来、あらゆる作業や仕事が自動化される未来がやってきます。

現時点で自動化、効率化されている身近な例

「自動化?ロボット?なんだか難しそうだしかかわりがなさそう…」

そんなことはないんですよ!
とても身近なものにも、自動化されているものはたくさんあるんです。

たとえば電話。
今では当たり前のように一瞬で繋がる電話ですが、昔はそうではなかったんですよ。
電話交換手という、「かけた人」と「相手」の回線をつなげる仕事があったんです。
今では電話交換機といって、コンピュータが自動でやってくれています。

お掃除ロボのルンバなんかも、自動化されている例のひとつですね。
まだまだカンペキとはいえませんが、お掃除の制度は今後もあがっていくことでしょう。

洗濯機や炊飯器も、身近な自動化の例のひとつ。
いまでは一家に一台と言えるほど普及していますが、昔はもちろん手作業です。

英語の文章やページを、瞬時に翻訳してくれるサイトや機能、ソフトも出てきました。
以前はすこしずつ翻訳する必要があったものが、一瞬で大量の文書を翻訳できるようになってきたんです。

このように、現時点でも身近に自動化、機械化されているものはあります。
でも、まだまだ人の仕事はたくさんありますよね。
なぜかというと、「機械にはまかせられない仕事」がまだまだあるからなんです。

現時点で機械には任せられない(任せきれない)仕事

たとえば受付。
タッチパネル等で自動化されている例もありますが、まだまだ人が受付をしていることは多いですよね。
これは現時点の機械やAIでは、人間ほど細かな対応、気配りができないからなんです。

また、店員さんもそうですね。
商品の陳列や、お客さんからの質問への対応など、まだまだ人がやっていることが多いです。

これらはいずれも、「臨機応変」な対応が必要とされるものなんです。

洗濯機は、洗濯だけをするのが目的。
炊飯器は、お米を炊くことだけが目的。

洗濯や炊飯のさじ加減はあれど、パターン化できるレベルです。

しかし受付や店員という仕事はどうでしょう。
どんな質問がくるかはパターン化しきれませんし、質問に答えるだけが仕事ではありません。
質問にしたって、道案内かもしれませんし、商品についての相談かもしれません。
とてもパターン化しきれないものについては、まだまだ人間がやっているんですね。

でも、今後はこういった「臨機応変」が求められるものも、機械やAIが行う時代がやってきます。

「臨機応変」をAIが行う時代がやってくる

最近では、コンピュータの性能は昔とは段違いに上がりました。
たくさんのデータを、瞬時に分析できてしまいます。
そしてたくさんのデータを用意することを可能にしたのが、インターネット。

インターネットによって、全世界の情報を一瞬で集めることが可能になりました。
そして集めたデータを、またも一瞬で処理できるコンピュータ。
これらによって、あたかも人間が「考える」かのような動作をコンピュータができるようになったんです。
そういった動きをするコンピュータは「AI」と呼ばれています。

最近、インターネット上で企業やお店に問い合わせをできることが多くなってきました。
なかには、「チャットポッド」という、自動会話プログラムでできたものも。
簡単な会話なら、現時点でもAIに任せられるようになってきたんです。

そして今後は、人間のあらゆる仕事をAIが行う時代がやってきます。

あらゆる仕事、作業が自動化される未来

今後自動化されるであろう代表的なものが、車の自動運転。
まだ実用化には至っていないものの、さまざまな企業、団体が研究とテストをかさねている最中です。
10年後ぐらいには、車を運転する必要がなくなっているかもしれませんね。

そして車の自動運転が行われれば、荷物の配達もすべて自動化されます。
車の自動運転でなくとも、ドローンでの配達は現時点でも可能であることがわかっています。
AIが荷物を入れるための、専用のコンテナが各地に配置されるかもしれません。
そうなれば、配達屋さんにとっては悩みの種であろう「再配達」もなくなりますね。

ほかにも、今でもセルフレジはありますが、近い将来、すべてのレジが無人化されることでしょう。
万引きなどの懸念はあるものの、ロボットと遠隔監視を利用した警備システムも実用化されてきています。
また、AIが万引きを検知するシステムも開発されています。

さらにこういった定型業務だけではなく、人間の思考や行動さえもAI化できる未来がやってきます。

人間の思考や行動だってAI化できる

人間の思考や行動も、じつはパターン化することができるんです。
なぜなら、あらゆる思考、行動は「すでに知っているもの、知識から取捨選択したもの」だからです。

「夕食は何を食べよう?カレーにしようかな、オムライスにしようかな…。」
と悩むのも、すでに知っている『カレーライス』『オムライス』という選択肢を、『おなかがすいたら食べる』『時間は夜ごろ』というパターンにもとづいて選択しています。

「次はこういう方向で仕事をすすめよう」
と決めるのも、『現状の課題』『現状の売り上げや経費』『人員配置』といった情報をもとに、『それまでの経験』というパターンにもとづいて決定しています。

理屈の上では人間の思考や行動も自動化できるものの、これまではパターンが膨大すぎてとても無理でした。
しかし近い将来、人間のような思考、決定力をもったAIがかならずあらわれます。

でもそれはまだ先の話。
その前に、車の自動化や受付の自動化、店舗の無人化…といった、比較的パターン化しやすいことが人間のかわりに行われることでしょう。

なんとなく、『仕事をしなくてもよくなる』『働かなくてもよくなる』未来が、意外と近い未来のような気がしてきませんか?

さいきん思った現時点で自動化されそうでされていないもの

ここまで「必ずすべての仕事や作業が機械化される!」と言ってきたものの、現時点ではそこまで至ってはいません。
「これ自動化したりwebでできないの?」なんて思うこともちらほら。

免許センター

最近、免許更新をしに免許センターに行ったんです。
ペーパードライバーなもので、ゴールド免許。
30分の講習と視力検査をするだけです。

でもその免許センターに行くのがめんどくさい!
地元の免許センター、かなり交通の便が悪い所にあるんです。
市街地の駅からバスで1時間近く…。

正直、視力検査も30分の講習も、自動化とまではいかずともインターネットで良いと思います。
わざわざ休日に遠方の免許センターまで行かないとならないのがツライ!
技術的には充分可能なはずなんですが、雇用の問題なんかもあるのでしょうね。

AI化で仕事しなくてよくなる、働かなくてよくなる未来はやってくる?まとめ

今後、必ず「仕事しなくて良くなる」未来はやってきます。
現時点では課題は多いものの、インターネットやAIの進化のスピードはめざましいものがあります。

もしかすると、10年後ぐらいにはたくさんの仕事がAI化されているかもしれませんね。
そうなったとき、こんどは「AIを管理する」ことが仕事になるでしょう。
さらに未来は、「AIがAIを管理する」ということになり、そうなったときには人が仕事をしなくてもよくなる時代がやってきます。

まだいつになるか予想はつきませんが、そんな未来が待ち遠しくてたまりません。
とりあえず今は、自動車の自動運転がはやくこないかなぁ…と待ちわびる毎日です。

 

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